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世界観とか色々。
時代背景とか。 予告の内容を詰めた感じかなぁ。 全てPL&PCに公開情報。 諸データ ■歴史概要 ① 伝承の時代 ② 空白の時代 ③ 「歌姫大戦」 (400年前) ④ 復興と反映の時代 ⑤ 「英雄大戦」&「世界大戦」 (200年前) ⑥ 幻糸のない時代 (現在) ◎現在のアーカイア 200年前の「世界大戦」の後、アーカイアに生き残っていた英雄達とアーカイア人の混血が進み、現在では男女がともにバランスよく存在する世界である。 それ以前は女性のみが存在し、子供は『黄金の歌姫』による奇跡で与えられるものであった。その為、当時は『黄金の歌姫』は現人神として畏敬の念を集め、信仰の対象であった。 しかし、200年前、最後の『黄金の歌姫』は子を授ける為の『誕生の儀』も英雄を呼び出すための『英雄召喚』も歌うための幻糸≪アーク≫が世界に残っていないので、歌う事が出来ないことを世界に知らせ、それと共に『黄金の歌姫』を退位してしまった。 それ以来、『黄金の歌姫』は空位となっている。 現在、人々の信仰を集めているのは、その時に噂になった世界を織り上げたとされる『アーカイアの女神』である。幻糸を作り、アーカイアという世界を作ったといわれている。 ◎評議会 評議会はアーカイアの政治を司る強大な機関である。 かつての評議会は歌姫により構成され、『黄金の歌姫』に忠誠を誓っていた。 200年前に一度解体され、今の評議会はアーカイア人の各国の者たちによって構成されている。トップに『黄金の歌姫』を掲げていた以前のような組織ではない。 トップは『最高議長』(現:シュナン・ブラン)、『女神の防人』(現:シラー・ミナカミ ※歌姫)、『時の記録者』(現:リース・リング)の3名からなる。『女神の防人』と『時の記録者』の具体的な仕事内容はあまり明らかではなく、『最高議長』による独裁を防ぐ為の布石と考えられている。一般的には、『女神の防人』は現在の女神信仰を司り、『時の記録者』はかつて暗蒼の歌姫が管理していた『英知の殿堂』を管理していると言われている。 『最高議長』が『最高評議会』と言う各部署のトップからなる12人が参加する議会を取り仕切り、末端までの統率がなされている。以前、赤銅の歌姫や暗蒼の歌姫が担当していた内容はこの12人が分担している。 『世界大戦』のような過ちを二度と起こさない事を誓い、何処の国にも属さず、中立を守り、国同士のいさかいの調停役も勤める。 夫々に王を戴くアーカイアの5カ国も、重要な事項に関しては評議会の支持と許可を仰いでいる。歌姫の監督や、奏甲の配備や製造も評議会の指示の下に行われている。 ◎現在アーカイアで一般的に知られている蟲についての知識。 異世界から現れた身も毛もよだつ悪魔として認識されている怪物が『奇声蟲』である。 400年前に何処からともなく突如現れ、当時女性ばかりであったアーカイア人を襲い始めた。それから、『歌姫大戦』の時に蟲は『次元の間』においやられ、全滅したとされた。 しかし、その後再び現れ、『英雄大戦』を引き起こすこととなった。『英雄大戦』の後、蟲は沈静化したらしい。 そして、200年前の『世界大戦』の末期、最後の『黄金の歌姫』が再び蟲を『次元の間』においやり、二度とアーカイアに来れないようにしたと伝えられている。 その実、この200年間アーカイアで奇声蟲は発生していない。 見た目は昆虫を思わせるが、巨大であり、様々なタイプがあるが、大抵の蟲は奏甲レベルの兵器でなければ倒せない。 奇声蟲は女性を襲い、「管」と呼ばれる器官を使ってその体内に「卵」を産みつけ、子孫を残す。卵を産み付けられた女性は体の内から蟲の幼生に喰われ死にいたる。 奇声蟲は現世から来た英雄が変わり果てた姿だと伝えられている。これは、かつて『世界大戦』を引き起こすきっかけとなった歌姫、フォルミカによって世界に伝えられた事だ。英雄が長い間アーカイアに留まっていると、幻糸の何らかの影響を受け、体が徐々に蟲へと変化し、いずれ完全な蟲になってしまう。 『世界大戦』末期に蟲化の前兆と見られる症状の報告があったらしい。 しかし、幻糸が希薄となった200年前から、英雄達が蟲化する事は無くなっている。 ◎英雄 かつて、『黄金の歌姫』の力によって現世から呼び出され、宿縁≪フェイト≫によって結ばれた歌姫と共に奏甲を操り奇声蟲と戦ったと伝えられている。 『黄金の歌姫』がいなくなってしまってからのこの200年は、現世から英雄が呼ばれた事はない。それはまた、英雄を呼ぶ必要が無かった、と言うこともあっただろう。 この200年間というものアーカイアは奇声蟲が現れる事も無く、アーカイア人と現世人の混血により、アーカイア人の中にも男性が現れるようになった為、男性である英雄が例え現れたとしても重宝されるなどとは考え難かい。 なお、現世に渡った者がいたかどうかは今のところ確認されていない。それ故、現世に渡る方法は無いと考えられている。 ◎歌姫 幻糸を自在に織り上げ、奇跡を起こすことが出来る。その奇跡を歌術と呼び、歌術を使用する事を「織歌」と言う。 宿縁≪フェイト≫によって結ばれた英雄と共に奏甲を操り奇声蟲と戦ったと伝えられている。 この時代の歌姫はかなり希少である。なぜなら、希薄な幻糸を紡がねばならず、200年より前のように幻糸が世界を満たしておらず、非常に高い能力を保有していなければ歌を紡ぐ事が出来なくなっている。 歌姫の素質があるされた者は評議会が経営する歌姫学校に所属し、一人前に成るまで訓練を受ける。歌姫の認可を受けた者は、歌姫として階位を与えられ、その後は評議会の支持の下各国の保護を受けながら、歌姫としての仕事を行う。 なお、アーカイア人と現世人の混血が進んだ今、数少ないが男性の歌姫もいる。 ◎宿縁≪フェイト≫ かつて、英雄と歌姫を絶対的な存在として結んでいたものとされる。赤い糸にもたとえられる運命の『絆』である。 しかし、幻糸がなくなった200年前以降、アーカイアではフェイトが結ばれた歌姫はいない。 ◎幻糸≪アーク≫ 目に見えないエネルギーのようなものであると考えられている。 かつては、アーカイア中を幻糸が満たし、歌術や英雄の並々ならぬ力の源泉であり、奏甲を動かす為のエネルギーでもあった。 しかし、幻糸のために英雄は蟲となってしまうという悪い側面もあった。 今のアーカイアには殆ど幻糸は残っていない。だが、簡単な歌術が使える程度には存在している。 ◎絶対奏甲 かつて、奇声蟲と戦う為に『歌姫大戦』に投入され一般的に知られるものとなった。 幻糸が満ちていた頃は、宿縁≪フェイト≫で結ばれた歌姫の歌術と英雄の操縦により動かし、奇声蟲と戦ったとされる。 現在も、歌姫による歌術によって起動は可能である。しかし、動力源となる幻糸がない為、その代用品である幻糸結晶が無ければ全く起動ができない。また、宿縁で結ばれた英雄がいないため、戦闘起動を行うことは出来ない。 上記のように歌姫と操縦する人間がおり、幻糸結晶があれば通常起動は可能である。しかし、この結晶は非常に貴重なものであるため一般市民には手が出せない。 通常起動では歩行や緩やかな動作は可能であるので、運搬作業などに今でも利用される。だが、それでも人間相手に奏甲を用いれば脅威である。その為、殺人兵器として利用されてしまう事もある。 ◎アーカイアに在る国 下記の五カ国は評議会に従う。『世界大戦』以降、国同士で争われた事は無い。 ハルフェア:温泉が多数あり、癒しを求めて多くのものが訪れる観光の国として栄えている。 シュピルドーゼ:軍事大国であり、様々な鉱石の主な産出地として知られている。 トロンメル:評議会の置かれるポザネオ島に隣接し、かつての評議会には絶対の忠誠を誓っていた。 ファゴッツ:有力商人の多数が本拠地を構えている商人の国。 ヴァッサマイン:『世界大戦』のきっかけを作ったフォルミカの出身国であり、歌術の国としてかつては繁栄していたが、今は歌術の衰えと共に、国力は減衰している。 ポザネオ島:今も昔も評議会がある島。かつて『黄金の歌姫』がいた居城などが今も残り、各施設は現在の評議会の施設として利用されている。一般には知らされていない施設などもあると噂され、今も一般人のポザネオ島への出入りは難しい。
by ama_no_iwato
| 2006-09-22 02:18
| 『過去と未来を繋ぐ物語』
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