ユメの欠片
2011-07-04T22:34:16+09:00
ama_no_iwato
TRPGの小説置き場
Excite Blog
『予告』
http://amanoiwato.exblog.jp/15885647/
2011-07-04T22:37:00+09:00
2011-07-04T22:33:50+09:00
2011-07-04T22:29:58+09:00
ama_no_iwato
『R(リバース)』
世界は詩により満ちている
――君には私の詩が聞こえるのか? ならば詠おう この世界の、このゲヘナの詩を――
2011.TRPG Gehenna Replay
R(リバース)]]>
R(リバース) リプレイ 目次
http://amanoiwato.exblog.jp/15885582/
2011-07-04T22:27:00+09:00
2011-07-04T22:34:16+09:00
2011-07-04T22:19:38+09:00
ama_no_iwato
ゲヘナR 目次
各話のタイトルから記事にリンクしてあります。
番外編
第0話『愚者は蟲惑の幻影に惑う』
以下本編
『予告』
第1話『うたかたに詠われる始まりの福音(インジール)』
その1
第2話『永久の希望を託した大脱出(エクソダス)』
その1
第2.5話『行く先知れずの終わりの音(フェルマータ)』
その1
第3話『水面に映るは揺らぐ白と黒(モノクローム)』
その1
第4話『しへんが定めるは儚き輝き(ファティマー)』
その1
第5話『未定』]]>
事の顛末。
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2006-11-22T20:59:41+09:00
2006-11-22T20:59:41+09:00
2006-11-10T12:28:50+09:00
ama_no_iwato
『過去と未来を繋ぐ物語』
あ、いや、ラストなの?って聞かれちゃったらもう、ね? フフフ。
第4話
ポザネオ島上空へと飛空挺セガで辿り着いた一行。
しかし、市街には砂煙が立ち昇っていた。
ポザネオ市が蟲に襲撃を受けていたのだ。
一行は島の裏手に回りこみ蟲を回避、黄金の歌姫の居城の裏手(以前ソラたちが降りた場所)へと降り立つ。
そこから城へと入り、評議会のトップと面会、各国の情報を聞く。
更に、託宣を受けた巫女シラーと面会。彼女に連れられて女神の卵のある場所へと赴く。
その場所はソラたちが女神と戦ったあの白い空間。
そこに巨大な卵があったのだ。
卵に触れると声が聞こえるようになる。
そうして一行は女神から、『黄金の歌姫』となるための条件、何故また英雄を呼んだのかなどの話を聞く。
『黄金の歌姫』になるためには強い心を必要とされた。
だがそれは現時点では、リアラとシンシアのどちらの歌姫がより相応しいのかと言うのはわからないと言うのだ。
また、英雄達には今のアーカイアがどうあるべきかと問われた。
何故そのような問いをしたのか。
女神の卵の意思は、200年前の英雄ソラの意思をついで「幻糸の無い世界」を守った。
だが、今はいたるところで歪みが生じていた。
以前のような評議会の絶対的統治がなくなってしまったため、各国の間には亀裂が入りつつあったのだ。
それを憂えた女神の卵は、今また世界は変革が必要なのだと考えた。
そこで第三者である現世人を呼び彼らの意見を欲したのだった。
英雄達にとって今のアーカイアには幻糸は必要なものだとしか思えなかった。
だが、もしも今幻糸を再びアーカイアに戻せば自分達は蟲となる危険に晒される事になる。
そしてまた、今のアーカイア人の男性の一部もまた自分達同様に蟲化の危機に晒されるのだ。
しかし現状を考えてみるに、自分達が現世に帰るかどうか、という問題以前にこの世界のためには幻糸は必要だろう。
黄金の歌姫となることが今すぐできないとなれば、今は市街を襲っている奇声蟲のほうが問題だった。
そこで、一先ずタスクはシンシアと共に戦場へと赴いた。
レイヂはリアラとしばらく語らい、自分が何をするべきを考えた。
「確かに今のアーカイア人の殆どは奇声蟲になる可能性は無いのかもしれない。ですけど、その内の何割かは蟲になってしまうのです。
そんな方法で、本当によいのでしょうか?
もっと何かいい方法は、無いのでしょうか・・・・・・?」
戦場を駆け巡っていたタスクとシンシア。
だが、奇声蟲の数は圧倒的に多く、幻糸結晶で稼動している奏甲では戦える限度があった。
次第に劣勢になり、囲まれてしまった二人。
一蓮托生かと思いきや、そこにレイヂとリアラ。
レイヂとリアラは、第三の道を歩む事を決意していた。
アーカイア人の誰一人として蟲化とならないような、かつ、この世界が奇声蟲の脅威に晒されない。そんな方策を歩みたい。二人はそう唱えた。
戦場を駆ける二体の奏甲。
まるで女神の祝福があるかのごとく、翼が光り輝いて奇声虫達をなぎ払うレイヂ。
同じく、それまで動力不足であった機体が息を吹き返し、再び奇声蟲に銃弾の雨を降らせるタスク。
戦況は一転して英雄達に有利なものとなった。
奇声蟲たちが集まる中心に裂け目があった。
恐らくそこから蟲達が沸いているのだろう。
そこに向けて翔るレイヂ。だが、その翼が何者かに止められる。
その者は翼を素手で掴み、その勢いを殺し宙へと押し留めてしまったのだ。
そのものには見覚えがあった。
ポザネオ島に向かう途中で遭遇した、奇声蟲を率いていた謎の男、ザッセル。
ザッセルは『異世界の女神』の力を得て、レイヂたちの『女神』の力を相殺してくる。
圧倒的な強さだった。
二人の奏甲はその力にただ翻弄されるだけだった。
しかし、その時、空から降ってきた一条の光がザッセルを貫く。
「戦いなさい、英雄達よ。このアーカイアを守る為に・・・」
『女神』の声が降り、ザッセルにあった『異世界の女神』の力を封じたのだ。
こうして、ザッセルとの戦闘が始まった。
戦いはもつれたが、最後にはザッセルに致命打を与える事に成功した。
レイヂがその剣(槍だっけ?)をザッセルに投げたのだ。
剣はザッセルの体を貫き、彼をそのまま『次元の裂け目』へと堕とした。
こうして、一先ずポザネオ島には平穏が訪れた。
だが、彼らの物語はココからが始まりだった・・・。
うん。第二部がきっとあるよね。この展開。
『異世界の女神』とは? 『次元の裂け目』をどうやって塞ぐのか? などなど謎はまだ残されている。(笑)
そんなわけで、『女神』の力を借りて、世界を救う旅が今始まる・・・・・・・・・・・・たぶん。
※このキャンペーンは終了したので、第二部は永遠の訪れません。]]>
おや?
http://amanoiwato.exblog.jp/5858231/
2006-10-13T06:27:15+09:00
2006-10-13T06:27:15+09:00
2006-10-13T05:28:27+09:00
ama_no_iwato
『追想曲をあなたに』
いやいや。まだエピローグもあるんですよ。
さらに、『過去と未来を繋ぐ物語』の設定に繋げる為に外伝も書きたいですな。
ついでに、朝日迎えた私は別の意味でも終わっていますね。
前回に続いて今回も白文字でリプレイもどきが挿入されております。
◆第13話 2 『織られた未来』◆
他PLが余裕な中、一人切羽詰っているPL私。
いやぁ、ホント、かなり焦ってました・・・・・・。
――な、なんとか・・・何とかしなくては・・・・・・・・・・!!
だが、これといったいい方法は見当たらない。
普段使い慣れているような歌術では効果がなさそうだった。
いったい・・・・・・どうすれば・・・・・・・・?
いい加減に自分だけでは力が足りないと思い、他のPLに助力を仰ぐ上手い方法を考える――
私 : ――そ、そうだ!! 回想シーンを入れましょう!! ホラ!! 最終回だし!
他PL : 頭イイーーー!!! (爆笑)
その時、不意にシェリルの脳裏にソラとの今迄の思い出がフラッシュバックする。ソラPLが「しょうがないな~」といいながら解説開始。いやぁ、ありがとうございました♪(変わり身早☆)
奏甲起動に失敗した時・・・・・・
飛行船で移動中、奏甲用ガレージの中・・・・・第4話の船の中です。
温泉宿で月光の下・・・・・
言われてやっとこさ「あ、ああ~!!」と気付く、たぶんヒロインなPLの私。
そう、彼は何度も言っていたじゃないか。(*´∀`*)ワラッテゴマカス
『あの約束』をした時も・・・・・・。
君が僕の歌姫なんだ――なお、小説化の際にかな~~~~~り回想できるように後半の話の中で色々と加えていかせて頂きました。えぇ。第8話以降の回想っぽいのは全て私の陰謀です。実際はあれほど過去を振り返ったりなどしませんでした。
「ソラ・・・・・・皆ソラを待ってるのに・・・・・・帰るんでしょ!? ずっと・・・・・そう言ってきたじゃない! 約束を破るの!?」いい加減台詞が尽きてくる私。
「シェリル・・・・・・ぼ、僕は・・・・・・・・・ぐぁぁっ!!」
「こんな所で、諦めないでよ・・・約束したじゃない・・・・・・現世に帰・・・る・・・・・・」
シェリルは不意にはっと気が付く。あの時、彼はもう一つ約束をしてくれていた。
――君が歌い続ける限り、僕は戦い続けよう「ソラは私の英雄なんでしょ!? お願い!! 蟲になんかならないでよ!
私が歌い続ける限り、ソラは戦うんでしょう!?」いやぁ・・・・・今思えば、私以外のPLは(PC?)現世に帰る事にそこまで執着していなかったのかもしれませんネェ・・・・・。┐(´ー)┌フッ 一人ワナに嵌められた気がします・・・。
シェリルの中に歌が生まれる。GMにおずおずと進言。GMからのGOサインを貰ってやっとこさ解決に向けて動き出す。
シェリルが歌い始めると、アーカイアにいる人々もまたその歌を口ずさみ始めた。
戦いあっていた者達もその手を止め、ふと空を見上げその胸からこみ上げる歌を歌う。
人が、獣が、木々が、大地が歌った。
それは、原初の歌。大地を讃え、そこに生きとし生ける全ての命が『生』を歓ぶ歌。
アーカイアンの全ての者たちの願い、祈りが歌に載せられて巨大な織歌が織りあわされていく。
でも、これだけではソラPLのお気に召さなかったらしい。
歌がソラの奏甲を包み込む。
すると、奏甲が抱え込んでいた女神の核は徐々にその姿が崩れ消え去った。
だが、ソラの蟲化の速度はゆるくなったものの、止まる様子は無い。
「うぅぅっ・・・・・!!」 なおも苦悶するソラ。シェリル内心:これ以上どないしろと!?
メキョリとまたソラの体が変貌する。(;゚□゚ )ノォォォーーーー!!シェリル的にベストはソラたちは現世に帰る事なのにぃー!!
――ずっと、ソラは現世に帰るのが一番なのだと思ってた。この辺りのシェリルの想いは台詞では言ってなかったデスヨ。
シェリルは、自分の『本当の思い』に辿り着いた。
長い旅路を経て、やっと辿り着いた答え。
それはとても単純なものだった。
――私はソラが現世に帰って欲しいんじゃない。
・・・・・・ただ、生きていて欲しい・・・・・・――「私、ソラに生きて欲しい・・・・・・・。
たとえ、別々の世界に分かれてしまっても、遠い空の向こうで生きているのならって、それならアーカイアで生きて辛い日々を送るよりも、いいんじゃないかって思ってた。現世の平和な世界を生きているほうが良いんだって!!
私は、ソラが死んだら悲しいし、寂しい!
どんな形でもいい、私はソラに生きて欲しい!! 生きて!! 生きてよ!! 私の為に!!」
「私の為に」とまでは言った覚えは無いね。
シェリルはいつもソラが戦うと歌っていた曲を歌い始める。
ただ、自分の英雄の為に。
でも、ソラPLがここでやっと「ふむ。それならまぁいいか~」とやっと重い腰を上げる。
その歌は甘い音色を響かせる一方で力強く、また、幻想的でありながらも心に強く響く確かな旋律だった。
それは、魂が狂えるほどの詩。
それがシェリルの『英雄のラプソディ』。
ラプソディ(Rhapsody):狂詩曲
ソラはその歌を聴きながら再び意識がはっきりしてくるのを感じる。そして、全身の神経が研ぎ澄まされ、自分がまだ戦いの最中にいる事を改めて思った。
「シェリル、僕は・・・・・・僕はぁ―――っ!!!!」
奏甲を取り巻いていた歌が、ソラをも覆い尽くした。
ソラは自らの変貌して出来た甲殻を引き剥がす。こんなえぐい事は実際にはプレイされなかったかと思います。
「僕は生きたい。まだ、生きていたい!
シェリル、君と・・・・・そして、僕を待ってくれている沢山の仲間達と!!」
ソラは咆哮をあげ、渾身の最後の力を振り絞った。
「僕は負けない――――」
眩い閃光が辺りを包み、ソラは自分を絡めとっていた糸がほどけるのを感じた。
「―――ソラ!! ソラっ!?」
「シェリル?」
ソラが気が付くと、そこはまだ白い空間の中にいたが、自分はシェリルの膝の上に横たえられていた。
「よ、よかった・・・・・・生きてて!!」
必死そうだったシェリルの表情に安堵の色が広がり、ソラの頬を涙が濡らした。半分捏造。
「ただいま・・・・・・シェリル・・・・・・・・」
シェリルは一瞬驚き、笑った。
「・・・・・・・・おかえりなさい。ソラ」――いつの間にか貴方が帰る場所は、私の隣りになっていたのね・・・・・・。
もちろんこんなモノローグは入っていませんでしたが、これはあったほうがいいよね?(*´ー`)
寧ろ、「バカ」とか何とか適当な台詞で答えた覚えがあるのですが・・・・(-_-;)
そして――――数ヶ月が経った。
アーカイアは多少の混乱はあったものの、新しい秩序の下少しずつ歩み始めた。シェリルはそんな中、仲間達と共に母の下で補佐として忙しく毎日を過ごしていた。
そして、たまに城のベランダに出て、空を眺めるのが習慣になった。
空を見て思う。
今目の前にある、この空が自分たちが守ってきた空。
そして――自分と想いを交わした相手が居る空なのだと。
「いやぁー、会議なんてやっぱ僕にはさっぱりだよ~」
間の伸びた声で話しかけてきたのは、ソラ。会議室を抜けて、ソラも息抜きに来たようだ。もっとも、彼の息抜きは息抜きにしては長くなることがしばしばである。
「そう? 慣れじゃない?」
「そうかな? 僕には前線の方が向いている気がするよ。なんか机の上だけだとなんかねぇ~・・・・・・」
シェリルは少し困ったように笑った。
二人で肩を並べてぼんやり空を眺めながらこんな会話をしていられるなんて、女神の戦いの前までは考えもしなかった事だ。
彼の今後についてはまだまだ不安が残るが、嬉しいという気持ちがあるのは確かだ。
「そう!? じゃあ私と一緒に前線に行く!?w」
ソラは突然後ろから抱きつかれる。あくまでもツムグPLは最後までヒロインの座を完全には譲りませんでした。
「えっ!? ツムグ!?」
「こんなところでじぃーっとしてるのなんてソラちゃんの性に合わないでしょ♪」
「えぇえ!? そ、そりゃあそうかもしれないけど・・・・・」
「じゃあいいでしょー♪ 行こ☆」
「ちょ、ちょっと!! 勝手に話を進めないでよ!!」
シェリルが慌ててツムグを止めに掛かるが、ツムグは何処までも無邪気である。本当か?
「だって~☆」
「そうねー私もちょっと議会には飽きてきちゃった。面白いのは面白いんだけどねー」
と、アヤメまでも話しに加わってくる。
女3人でキャアキャア騒ぎはじめ、収拾がつかないといった風である。
「・・・・・・また、前みたいに皆で旅をしたいね」
ソラは街を見下ろして言った。そこにはそこで生きている人々の生活の息吹があった。
今度はゆっくりと、もっと色々な場所を見に行こう。
自分たちが戦い守った、このアーカイアを
これから僕達が生きる、アーカイアを・・・・・・・・ふふふ。最後は美化してやりましたよ。幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra 『追想曲をあなたに。』
― Fin ―
えーーーと・・・。お分かりのように何故この物語の題名が『追想曲をあなたに』なのか解りませんね・・・・・・。理由はあるんです。だって、私の予定ではラストシーンは『追想曲』を歌う予定だったのだもの・・・・・・(参考 番外編 『人の夢』)。このリプレイを書き始めたのは去年の11月ごろ。そのときに題名も決めちゃってたんです・・・。気が早くてゴメンナサイ?
だから、こっちの話のラストシーンには不似合いです。
なお、この後さらにエピローグというか外伝を書く予定です。『過去と未来を繋ぐ物語』との間にどのようにルリルラが変わったか~みたいな話です。ただしキャラは殆ど出てきません。
自作ルリルラ世界観の基礎のようなものです。なので、このストーリーとは全く関係なく一応成立します。]]>
ルリルラ目次
http://amanoiwato.exblog.jp/5548849/
2006-10-13T06:22:00+09:00
2009-11-08T02:15:04+09:00
2006-08-24T20:43:41+09:00
ama_no_iwato
ルリルラ目次
全話をここの目次からリンクさせております。
第1話
1 『始まりの瞬間』 2 『出会い』 3 『再会』 4 『距離』 5 『始動』
第2話
1 『歪み』 2 『騒動』 3 『謎の男』
第3話
1 『選択肢』 2 『襲来』 3 『遺跡』
第4話
1 『真実の意味』 2 『戸惑い』 3 『出発』
第5話
1 『道中』 2 『到着』 3 『戦場』
第6話
『交錯』
第7話
1 『罠』 2 『湯煙の向こう側』 3 『夢だといいな』 4 『月光』
番外編 『湯煙の向こうの向こう側』
第8話
1 『謀』 2 『潜入』 3 『救出』
第9話
1 『揺れる弦糸』 2 『鐘の音』 3 『言葉』
第10話
1 『それは白く眩く』 2 『決断』 3 『懐かしき場所』
第11話
1 『母』 2 『手』 3 『朝日』
第12話
1 『開かれた扉』 2 『台本通りの舞台』 3 『女神』
第13話
1 『紡がれた希望』 2 『織られた未来』
番外編 『人の夢』
≪完≫]]>
ゲフン。
http://amanoiwato.exblog.jp/5807243/
2006-10-13T05:22:00+09:00
2006-10-13T05:37:37+09:00
2006-10-04T19:42:18+09:00
ama_no_iwato
『追想曲をあなたに』
このゲームがプレイされ始めて一年経ってしまいましたよ。
プレイが終わってからもう9ヶ月。
早いもんです。
今回は白い文字でリプレイ風に色々と加えてありますので。
そちらもお楽しみいただければよかとですばい。
それにしても、まさかこんな早朝にUPする事になるとは・・・・・・。
◆第13話 1 『紡がれる希望』◆
その日、PLはだれていた。何せ3週間と言う間が開いてしまった上に、ラストシーンはほぼ予想済み。そんな決められたストーリーを演じて何が面白いのか。まぁそんな気の緩みは私だけだったのかもしれないが。
――女神は滅んだ。いや、滅びようとしていた。
何となくあーもうこれで帰るんでしょーって感じの雰囲気の中。
「まだだっ!!!まだ、終わらぬよ!!!!」爆笑。
誰だこの台詞を言い出したのは。あぁ・・・ソラのPLだ。
「ま、まだ生きているのか!?」
「お前らに・・・・・お前らごときが妾を滅ぼす? 妾が滅びるだと? あってはならないのだよ、そのような事は・・・・・・断じてな!!! ふっはははははっはっはははははははっはははっは!!!!」
女神は狂ったかのように笑い出した。
「な、何だ?」
女神はにやりと笑う。
やっぱこういう展開なら、こうだよね!!!と皆ノリノリ。
「この世界ともども滅びるがいい!! お前達だけでも道連れにしてやる!」
それを「面白いから採用☆」っていったのは勿論GM。皆も悪乗り。
「ふんっ!!!」
女神がメルロポンへと手を向け、何か握りつぶすかのような動作をした瞬間、メルロポンが叫んだ。この辺の演出も誰かが・・・。
「うぁぁーーーーーっ!!!」
すると、それまで女神の消滅に向けて霧散しつつあった幻糸が突如流れを変えた。
アーカイアと繋がる門を通して、アーカイア中の幻糸がメルロポンへと雪崩れ込んできたのだ。
こ、これぞ幻糸(ゲンシ)爆弾!!!゚+。:.゚ワチョーーヽ(*´∀`)ノーーイ゚.:。+゚とか皆で騒ぐ。
「メ、メルロポンに何をしたの!?」 とツムグが叫んだ。
「ふふふ・・・・・・ちょっとだけ弄っただけさ。そいつは本来アーカイアの幻糸を集めてココへと送る能力があったのさ。その幻糸収集能力を限界以上に高める一方体外へと幻糸を排出する能力の一切を無くしてやったんだ。←たぶんこんな感じかと思われる。
今やコイツは超強力な爆弾のようなものだよ。超圧縮状態の幻糸が、限界が来れば爆風となって噴出し、世界を木っ端微塵にするってわけだ。いいプレゼントだろう?」
「このままいけば地上は7日間の幻糸の炎で燃やし尽くされるだろう」 ※色々混ざってる。
「そんな!?」ショックを受けるツムグ。でもPLは笑ってる。
「何て事をしてくれたんだ、女神は!!」言いだしっぺ。勿論PLは笑ってる。
「何とかして止められないの!? このままじゃ・・・アーカイアが滅んでしまう!!」
「ふふっ! そんな事は不可能さ。もはや誰にも止められない!!! さぁ、滅びてしまうがいい!!!」
そういうと女神の姿は薄ぼんやりとしていき、完全に霧散してしまった。←GMがそろそろ頃合ですかね?とPLに確認をとってから。
「くそぉっ! 最後の最後になって!!!」何処までも楽しそうなPLたち。
だけど、いい加減どうやってこの状態を打破しようか討議されはじめる。そんな中で、もはや自分にする事はもはや無いと思ったのか、メルロポンのPLが言い出す・・・・・・
一同が何も出来ずにいる中、徐々にメルロポンの体はその体内の幻糸の増加に伴って更に巨大化していく。
「あぁぁっぁあっぁぁぁぁぁー!!! は、早くっ!! 早く皆逃げて!!!! もう時間が無いよ!」
メルロポンのPLによって好き勝手にピンチを作り出された。
「そんな事、出来るわけないじゃない!!! メルロポンは一緒に今まで戦ってきた仲間だよ!? ここで置いて私達だけ生き残るなんて、絶対イヤ!」
「そうだよ! まだ、未だ何か―――そうだ!!」
すると、ソラのPLが何か言い始める。
「メルロポン・・・・・・!!! そんな事俺がさせない!」
「ソラ!? 何をするつもり!?」筋書き通りのラストをやる予定だったのでついていけてない私。
「こうするのさっ!」アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ と大騒ぎ。
ソラは奏甲のままメルロポンへと突っ込む。すると、メルロポンに流れ込んでいた幻糸がソラにも中に流れ込み始めた。
メルロポンは異常に巨大化していたが、少しだけもとの大きさに戻る。ぶっちゃけこの辺りの細かい事は、私がイッパイイッパイになってて覚えてないです。
「まさかっ幻糸を取り込むつもりなの!? そんな事をしたら貴方は・・・っ!!」(゚□゚;)アワワ(;゚□゚)アワワ
「蟲に・・・・なるだろうね・・・・・・だが、これしか方法は無いんだ!!」(´∀`)ヵヵヵ←PL
「そんなっ!! 何か・・・・・・・何か無いの!?」((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
シェリルは戦艦の操舵室の中で必死に何か策が無いかデータを調べていく。だが、これといった方法は見付からず、途方に暮れながらソラの様子を見る。PL(私)が途方に暮れていた。
「メルロポンやソラちゃんだけにそんな事させないっ!! 私も・・・・・・!!」
といって、メルロポンの中にいたツムグもまたソラと一緒になって幻糸を吸収し始める。
「ソラちゃん・・・・・・私、どんな時でも一緒だよ・・・・・・」 「ツムグ・・・・・・」
シェリルPL→ エェ━(;゜д゜)━!? こんな時にまでヒロインの座を狙われるんか!?
ツムグの突然の行動を見て、少し思案するソラ。
「出来るだけ地上から離れよう・・・・・。少しでも地上へのダメージを減らすんだ・・・・・!!」
「そうだね!」生き生きとしているツムグPL。
ソラは奏甲を動かし、メルロポンの中にあった幻糸を吸収している核を取り出し、ソラはメルロポンから離れる。たぶんこんな流れだったかと。
「ソラちゃん!?」くそぉーやられたー!と言いつつも、自分はやるだけはやったと満足げ。
「ツムグ、君までを巻き込むわけには行かないんだ・・・・・・ごめん!!」
そう言うとソラは奏甲の翼を動かして空高く舞い上がっていく。核が取られたメルロポンは急にそれまでの負荷から解放され、気が緩んだのか地面へとポテリと落ちる。
この辺りでソラとシェリル以外はシーンからパージされる。
一人奏甲を操り、上へ上へと上昇していくソラ。
だが、その途中で体内に溜まった幻糸がソラの体を蝕んでいく。ソラは徐々に体が蟲へと変化していたのだ。「うぅっ・・・・・・!! だ、だが、まだ・・・・・・・!!」
「ソラちゃん!! 頑張って!」めっちゃヒロイン。
「だ、大丈夫だ。まだ少し皮膚が変わっただ・・・・け・・・・・・ぐわぁぁぁぁっ!!」さらに追い込まれたシェリルPL(私)。そして、周囲から次第にシェリル何かやってやれよ~とか野次が飛び始める。でも思いつかない為「うぬぅ・・・」と悩んだまま何もいえず、ぺらりぺらりとルルブの歌とかに良さそうなのが無いか調べてみるけど状況変わらず。
「そ、ソラ!! 貴方は現世に帰るんでしょう!? 待っている人が現世にいるんでしょ!! こんなところで蟲になったら・・・・・・帰れなくなっちゃうじゃない!」焦り始める私。
「そ、そうだね・・・・・・っでも!! うっぁぁああああ!!」
ソラの体が徐々に甲殻で覆われていく。始めは腕の一部。そして腕全体に。徐々に徐々にその変異は広がっていったのだった。
「ソラァァァーーー!!」
だが、そんなシェリルの叫びも虚しく、メキョリメキョリと皮膚が盛り上がり、歪な形へと変形していく。ソラPLが演出をどんどん繰り広げ、シェリルPLは対応できず事態はどんどん悪化。
内心→ウヒャ━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━ !!
――な、何か方法は!? ソラが助かって、アーカイアも助かる方法が!!
痺れを切らしたソラPLが蟲化が完全に進行してしまう演出をやり始め、慌てて周囲が、もう少し待ってあげようよ!!とフォローを入れてくれる。ありがとう、皆様。そして、こんにゃろう、ソラPL。
シェリルに焦燥感がどんどん募っていく。PLもアセアセ。私が思いつかないでいる中、他PLは言える台詞はいくらでもあるじゃ~ンと余裕の顔。
だが、状況は絶望的だった。何か、奇跡でも起きない限り・・・・・。
私以外のPLが何か色々と話してヒントをくれる中、ソラPLが「俺、今まで色々と伏線張ってきたんだけどナァ~」と言うが、「え? 何かあったっけ?」と素でボケをかますシェリルPL(だから私ですよ・・・orz)に、他PLが全員でエー!!とブーイング。でも思い出せず、次第にこれはソラ蟲化でも仕方ないんじゃね?とか言われ始める。いや、だって3週間も間開いてたんだよ? しょうがないじゃん?
――な、なんとか・・・何とかしなくては・・・・・・・・・・!!それはPLの悲痛な心の叫び♪┌(。Д。)┐ あはは♪]]>
おぉ・・・・終にココまで。
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2006-10-10T21:46:00+09:00
2006-10-13T06:11:22+09:00
2006-10-10T21:10:47+09:00
ama_no_iwato
『追想曲をあなたに』
信じて疑わなかったもの。
だが、夢とは儚く、簡単にも崩れ去る。
それは時として、同じく夢見た人の手によって壊される。
これはそんな夢の足跡。
◆第13話 番外編 『人の夢』◆
女神は滅んだ。
歪な咆哮を残して霧散し、それと共にアーカイアの幻糸も徐々に消えていっている。
シェリルはその喪失感を戦艦の甲板の上で感じながら、まだそこにいる自分の英雄を見た。
絶対奏甲に乗っている彼の顔は見えない。
だが、何となく目が合った気がした。
最後の時は、笑って・・・・・・。
彼が最後に見た顔が笑っているのなら、彼の記憶の中に残る自分はきっと笑顔でいられるだろう。
感傷に浸っていると、何処からか歌が聞こえてきた。
不思議な響きのこもった旋律が辺りに漂い始める。
薄れつつあった幻糸が再び収束し、白い空間の中に門が開かれた。
それは、別れの時が来た事を彼らに告げた。
ソラ、アヤメ、ツムグは奏甲から降り、門の前に立った。
シェリルもまた戦艦から降りて彼らと向き合った。
「・・・・・・・」
「ソラ、ここまで、ありがとう・・・・・・」
「いや、君こそ約束を守ってくれてありがとう。これで、僕は現世に帰れるんだね」
「そうね・・・・・」
「な~にしみったれちゃってんのよっ二人とも!! ソラちゃん? 現世に帰ったってソラちゃんにはまだまだ戦いが残っているのよ!? 忘れてない!?」
「た、戦い・・・・・?」
「受・験・戦・争!!!」
ツムグの一言にソラは、はたと『現実』へと引き戻された気がした。
「あぁーーーーっ!! そういえば受験!! あっちではもう試験終わっちゃっているのかな!?」
「ソラちゃんもしかしたら来年は浪人かもねー」
「そ、それは困る!!っていうか、俺たち今頃現世では行方不明扱い!?」
「さぁ? どうかしらね。現世とアーカイアでどういう風に時間が流れているかも解らないし。帰ってみないと解らないわね。
それに、ツムグ。私達だって、まずいわよ。私達、留年しているのかもしれないわよ?」
「えぇぇぇぇー!! そんなのヤダ!! アヤメちゃん! どうにかして!!」
「無理ね。国家権力に高々一学生が逆らえるわけないじゃない」
「うぅぅっ!! どーしよーっ!!」
「こればっかりはどうにもならないわねぇー」
ツムグとアヤメが現世に帰ってからどうするかと言う話で盛り上がっている間に、ソラは再びシェリルと向き直った。
「いや、でもホントまだまだ帰れるって気がしていないよ」
「そう? でも早く帰らなきゃね。ソラのご両親や友達が向こうで待っているのでしょう? 貴方の帰りを」
「うん、たぶんね」
照れたようにソラは笑った。
「シェリルは――」 「――私はアーカイアでやらなきゃいけないことが沢山あるから」
「そ、そっか。頑張れよ」
「うん。ソラもね」
二人は何となく俯く。
――これから、私の歌は届かなくなってしまう
だけど、それでも彼の戦いは遠く離れた場所で続いている――
「私の歌が聞こえなくなっても、戦わなきゃ駄目よ?」
「わ、わかってるさ!! やるよ、ちゃんと!」
――たとえ、幻糸が無くたって――
「そろそろ、行ったほうがいいんじゃない?」
シェリルはアヤメたちにも声をかけた。
――結ばれている『絆』は消えない――
「そうね、行こう、ツムグ」
「う・・・・・ソラちゃん、先に行ってるからね」
「はいはい」
そういうと二人は門の中へと消えた。
――だから――
「じゃあね、ソラ――」
「――さよならだ」
――私は歌い続ける――
歩み行くソラの背中を見ながら、シェリルは語りかけた。
――貴方の為に、貴方との日々を思い出しながら――
ソラが光に包まれる直前、少しだけ彼が振り向いた気がした。
私は、笑えていただろうか。
それから、少しだけ時は流れた。
英雄達が去り。アーカイアは多少の混乱はあったものの、新しい秩序の下少しずつ歩み始めた。シェリルはそんな中、母の下で補佐官として、また、次期『黄金の歌姫』(女神あ力は無いので単なる称号)候補として、忙しく毎日を過ごしていた。
そして、たまに城のベランダに出て、歌を口ずさみながら空を眺めるのが習慣になった。
――時間・・・世界・・・・・・遠く、遠く隔てた彼方へと
そこに居る想い人へのメッセージ
それは、切なくも過去を思い起こす追想曲――
幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra 『追想曲をあなたに。』
― Fin ―
という、エンディングは全て私の脳内で生成されたものです。
つまり、これは真のエンディング(以下ED)ではありません。いやぁーココまで引っ張ってこういう落ちです。
まぁ『過去と未来を繋ぐ物語』を見れてれば、直ぐにわかるかw
あっちでは明らかに英雄はアーカイアにステイしているもんねぇ。
なので、勿論これからちゃんと真のEDも別にしてUPします。
何でこんなEDが存在しているかと言うと、第12話の女神との戦闘が冬休み前に行われ、そのあと3週間くらい経ってから第13話が行われたのですよ。そりゃあこのっくらいの夢くらいみちゃいますって。
あーあの戦いの後は、ずっと最初っからフラグを立ててきた「英雄を現世に帰すラスト」へと収束していくんだな~とネ。
なので私の中の妄想EDと正規EDの二つがあるのです。
え、正規EDだけで十分だって? まぁいいじゃないっすか。だって第12話まではこの妄想EDの為に色々フラグを立ててきたんですから。その無駄になってしまった努力に報いを下さい。]]>
ルールールー・・・
http://amanoiwato.exblog.jp/5806443/
2006-10-04T17:53:00+09:00
2006-10-04T19:43:51+09:00
2006-10-04T16:34:03+09:00
ama_no_iwato
『追想曲をあなたに』
(;´艸`)ぁぁぁ 2話しくじったナァ!!! でももうやり直せないYO!
今更、国家間のやり取りだとか色々こじれさせたくなったりだとかしてきちゃったけど・・・・・・PLの時間が取れないから回数は@1,2回が限度・・・!!!
どうやって纏めようかにゃー・・・・・・。 (´・ω・`)クマッタチャン
◆第12話 3 『女神』◆
「妾自らお前達を殺してやろう」
女神のその言葉に、ソラたちは意識を戦いに集中させようとする。
だが先ほどの、全ては女神の計略であったという言葉に意識はかき乱されていた。
「そんなこと、させるもんか・・・・・・っ」
ソラは女神に対抗しようと唸るが、その言葉は先ほどより弱い。
「できないさ、そんな事。所詮は駒。今までどおり、駒は駒らしく必要が無くなったら消えてもらわなきゃあね。それが世界の理ってモノだよ」
「違うよ・・・・・・」
それはメルロポンの呟きだった。口の中にツムグがいる筈なのにどうやって話しているんだろう・・・・・・・・・・・・・・・・・? (-_-;)
「ソラたちはお前の駒なんかじゃない。人は・・・・・・生きているものたちは誰一人、誰かの駒なんかじゃない・・・・・・!!」
「お前は・・・・・・?」
女神が怪訝そうにメルロポンを見た。
「確かに僕達が今までしてきた事は、女神の意思もあったのかもしれない。
だけど、今、ここにこうして皆で立っているのは、僕達の意思でしょう?
ソラたちは、女神の意思に反してここに居る。幻糸なんて無い世界を願って・・・!!全部が全部、女神の思い通りに運ぶってわけじゃないんだ!!」
「そうよ、メルロポンの言うとおりだわ。
私達、確かに女神の意のままに動いてきたのかもしれない。だけど、その時その時で、私達が自分自身で出してきた答えは、私達自身のもの。自分達で選び取ってきた道よ。
誰かに用意されていた道を通ってきたのだとしても、そこから辿り着く場所も、向かう先も私達が選んだものには違いない。」
「そうだね、僕達は、僕達自身の未来を掴む為に、ココに居る」
ソラは自分の意識が静まり、奏甲と一体となっていくのを感じる。
沢山悩んだ。
辛かった事だってあった。
他人の意思により自分を見失いかけていた事もあった。
それでも、掴んだ答え、抱き続けたい願いがある。
「僕は、今ココで、貴方にやられるわけにはいかない。やりたい事があるんだ。この、アーカイアの為に!
僕は、幻糸の無い世界を作りたい。戦いの無いアーカイアにしたい!
貴方が幻糸の根源であり、戦いの原因であるというのなら、僕は貴方を倒す!!! 絶対に!」
「やはり、生意気だな・・・・・・」
女神は煩わしそうに眉を顰めた。そしてメルロポンへと再び視線を戻す。
「お前の役目はここにいる事では無いだろう?」
「何のことだ・・・・・・?」
ソラが呟いた。すると、メルロポンが突如苦しみ出す。
「うぅぅぅぅ・・・・!!!! あ、頭が痛いっ!」
「お前が妾に歯向かう? そんな事は出来るわけが無いのだ。そこで大人しくしていろ」
「あぁぁぁぁーっ!!」
メルロポンの叫びながら体勢を崩し、その体は地面へと落ちていく。
「メルロポン!? メルロポン!?」
ツムグがメルロポンに呼びかけた。
「お前は、アーカイアから幻糸を妾の下へと運ぶ中継点として作り上げた妾の一部。そのお前がどうして妾に逆らえる?」
「メルロポンは、そんなんじゃない。女神なんて関係ないよ! メルロポンはメルロポンだよ!! 女神なんかに負けちゃダメ!!」
「・・・・・・僕は、僕はツムツムたちと一緒に戦うんだ・・・・・・!!」
メルロポンは痛みに耐えるようにして体勢を直し、女神に向き直った。
「僕は、お前なんか知らない。僕は、お前と戦う!!」
「ほぉ? 妾の駒に過ぎないお前が、妾の支配から抜けると? 小癪な・・・・・・」
女神はメルロポンの方へと手をかざし、何か力を込めた。
「妾の支配下に戻るがよい・・・」
「うぅっ!! 嫌だ! お前になんか負けないっ!」
「やめろ、女神!! お前に、お前なんかには命を弄ぶ権利なんて無い!!」
「ふんっ馬鹿馬鹿しい・・・・・・!」
「たとえ作り主だろうと、生きているものをどうこうする権利なんて物は何処にもない!!」
「権利などという御託を述べてどうする? そんなもの、妾には関係ない!
妾は妾。妾のやりたいようにする。妾の意に従わないのならば、力尽くで従わせるまで!!!」
「ソラ、もう何を言っても無駄よ。こんな女神、さっさと倒しちゃいましょう」
「アヤメ・・・」
「ふんっ小娘ごときに何が出来ると?」
「その小娘ごときにあんたは負けるのよっ!!」
「付け上がっているようだな・・・・・・いいだろう。神の力というものを思い知らせてくれるわ!!」
女神は両手を広げ、禍歌を歌った。すると女神の周囲には幾体もの奏甲が現れる。
「さぁ、終演の幕は切って落とされた!! どう戦う!? 小賢しき人間たちよ!!」
「どう戦うって、ねぇ?♪」
アヤメは面白そうにソラを見た。
「ただ信じて戦うだけだ。今まで培った自分自身の力と、共に戦った仲間を信じて!!
シェリル、歌ってくれるかい?」
何故、今更聞きなおす必要があるのだろう? シェリルはふと疑問に思った。
「もちろんよ」
ツムグも負けじと、「私も歌うわよ!」と威勢良く言った。
シェリルは一人、後方の戦艦の中で目を閉じてソラの為に歌った。
これが、最後の戦いになるだろう。ソラと一緒に戦う最後の戦いに。
――私が貴方にしてあげられる事は、貴方を必ず元の世界に返す事。その時がくれば、ソラはもう私の英雄ではなくなってしまう。現世へと帰り、ツムグとアヤメと一緒に元の生活へと戻るのだろう。
だけど、今はまだ、貴方は私の英雄だから、私は貴方の為に歌うわ。
シェリルは最後の時まで歌い続けようと、決心した。
戦いは熾烈を極めた。
女神が呼び出した奏甲を倒しては、再び呼び出されるいたちごっこ。
歌術で補助をすれば、女神の歌術によって奏甲の機能低下げられた。
ツムグが「幻糸切断の歌」を歌えば、やられ返され、シェリルが「にせものの歌」を歌って戦力的には元に戻す。
メルロポンは女神の支配力に抵抗しつつ戦った。(抵抗に失敗したら味方を殴ってた。)
アヤメはジャムったり。
その合間合間に、徐々に女神に攻撃を当て、少しずつダメージを加えていった。
そして――
「うわぁぁぁーーっ!!」
「ソラー!?」
ソラの奏甲は翼が捥がれて地面へと落ちて行った。
「だ、大丈夫だ!! まだ戦える!」
募る焦燥感。終わらない戦い。
「シェ、シェリルさま!! 無茶です!」
「そんな事言ってられないでしょうー!?」
シェリルは何とか自分も前線に加わろうと、戦艦を前へと動かした。
「危ないよシェリル!!」
「で、でも!!」
そこに女神の奏甲から攻撃が飛んでくる。だが、ソラの場所からではその攻撃は防げ得ない。
「セガっ頼む!!」
「お任せを、マスターっ!!」
セガが奏甲を翻し、戦艦の周囲に弾幕を張る。
「マスターのご命令とあらば、このセガ、粉骨砕身して成し遂げます!!」
「ご、ゴメン・・・・・・セガっ」
すみません。自分がやってしまった失敗?をちょこっとかっこよく演出してみました。il||li _| ̄|○ il||l
PLの皆様、あの時はご迷惑をおかけしました・・・・・・。
そんな長きに渡っての戦いにも、決着はつく。
「これが僕達の『絆』の力だぁーーーっ!!!」なーーんていう台詞は誰も言いませんでしたが。
満身創痍なソラの奏甲のルーンソードが女神の体を貫いた。
「馬鹿なっ!! 在り得ない!! お前達などがこれほどまでにっ・・・・!! そんなっ!!! 妾を倒せる筈無いのだ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁああああああああーー!!!!!!」
女神の断末魔が真っ白なその異空間を満たした。
その声を聞きながら、シェリルはソラを見た。
これで、彼は現世へと戻ってしまう。
―――終に、別れの時が来たのだ。]]>
久しぶりに。
http://amanoiwato.exblog.jp/5671896/
2006-10-03T17:28:00+09:00
2006-10-03T17:35:21+09:00
2006-09-12T20:50:29+09:00
ama_no_iwato
『追想曲をあなたに』
話がだいぶ戻りますが、ソラがアーカイアへとやってきたのは「英雄大戦」が終わってから。
それより一月前にやってきたツムグとアヤメは「英雄大戦」に参戦してました。
「英雄大戦」の為に多くの英雄達が召喚されたのですが、ソラはそれが終わってからの時期外れの召喚でした。同時期召喚された他の英雄は記録にありません。
えぇまぁ、とってつけたような設定ですが、一応ゲーム開始時にGMから言われてた事です。
■この時代の歴史概要
① 伝承の時代
② 空白の時代
③ 「歌姫大戦」 (200年前)
④ 復興と反映の時代
⑤ 「英雄大戦」 (このリプレイの少し前)
関係ないですが(小説には関係あるけど)女神の第一人称は『私』でしたね。何となくノリで『妾』にしてました。まぁーこの方が偉そうだしイイカー。(*´∀`*)ゞ
さらに関係ないことですが、第一話を読み直していたら『ソラとコンビ』という部分を、『ゾンビ』と見間違えました。色々と侵されてます・・・・・・・・。ぞんびーずタノシイネ。タノシイヨ。ウン。
◆第12話 2 『台本通りの舞台』◆
「お前達がこの世界に来た事も、歌姫にめぐり合う事も、互いに絆を結ぶ事も、蟲化する事も、そして戦いの中で死に行く事も、全て、私が定めた事なのだよ。妾の力の糧となす為に」
「力の糧・・・・・・?」
「そうだ。お前達は死した後、妾の力の一部となるのだ。ククク、光栄だろう?」
「どういう事ですか!?」
ソラは抜いていたルーンソードを女神へと向けた。
「どうもこうもない。お前達が『絆』だの、『宿縁≪フェイト≫』だのといっているそれの本質は幻糸なのだ。お前達現世人とアーカイア人をほんの僅かな幻糸で結んでやれば、勝手に姫だ英雄だといって『絆』などと言うものを強め、延いては幻糸を強めてくれる。
ここに来たお前達ならば知っているだろう。幻糸は妾の力そのものだ。
殖えた幻糸は、人間たちが死ぬことで世界に元の幻糸に戻って散らばり、妾の力の一部となる寸法なのだよ。
特に“戦い”というのが便利でな。色々と試してみたが、一番効率よく幻糸を増やしてくれるんだ。短期間に『絆』を強め、そして死んでくれる。最高だよ。
実に都合の良い生き物だよ、お前達人間は」
女神は面白い話をするかのように語った。
「この戦争も貴方が誘導したとでも言うのですか!?」
「そう、ほんの些細な操作で戦いというのは肥大化するものさ」
「そんな・・・・・・」
「だがね、人間同士を戦わせると言うのは少々不安定でね。いつもいつも上手くいくわけじゃないんだよ。だから、必ず幻糸が最高の状態で世界に還元されるような仕組みを作ったんだ。もう、何かわかっているだろう・・・・・・?」
「まさか、それが英雄の蟲化・・・・・・?」
女神が残忍な笑みを浮かべて笑った。
「楽しい見世物だったよ。互いに人間だったと知らずに殺し合い、そうだったと知ったときの衝撃、悲しみ、苦悩、そして魂の叫び・・・・・・。
アーカイアの者達が、自分達が今まで殺してきたモノが、わけもわからない化け物などではなく、元は同じ人間だったと知ったあの瞬間、どれだけの幻糸が殖えたと思う?
心弱いお前達は『支え』を互いに求め、『絆』を強めた。そんなもの、所詮は依存と堕落に過ぎないのになぁ?
あれ程滑稽な瞬間は、そうそうなかったよ」
あの瞬間――おそらく『白銀の歌姫』であったフォルミカがソラたちと共に世界へと真実を教えた時の事だろう。
「あれも・・・・・貴方が仕組んだと!?」
「アーカイアの人間には妾の掟から逃れられる術など無いのだよ?」
「で、でもフォルミカさまは現世人の遺伝子を持っていて・・・・・・っ」
「だから? 完全に妾の支配から逃れられるとでも? たとえ部分的には逃れえたとしても、そのくらいは後からいくらでも修正できるさ」
「じゃあ、僕達がやってきた事は・・・・・・戦ってきた事は・・・・・・・?」
「ふっ! はははははっ!! 何だったんだろうねぇ?
思い出したよ、時期外れの英雄ソラ。
何故お前だけ大戦の時期と外れて召喚されたんだと思う?」
確かに、ソラは「英雄大戦」での大召喚とはずれてアーカイアへとやってきた。
シェリルと出会い、アヤメとツムグと再会して、蟲と戦った。
そして、フォルミカとツムギに出会い、真実を知り、彼女らに加勢する事となった。
「あの時、『白銀の歌姫』であったあの女だけでは力が足りなかったからな。手駒が必要だったんだよ。そこで、お前だ。
確かに現世人は妾の支配下には無い。だがね? 周りの環境さえ整えてやれば、妾の意のままに動いてくれるものなのだよ。お前達のようにな」
これは自分達が選んだ道の筈だ。
だが、それが全部この女神の手の内だったと・・・・・・?
「さぁ、もういいだろう。これで満足したろう? 思い残す事はあるまい?
折角だ、私が描いた筋書き通りに動いてくれて、ありがとう。感謝するよ英雄ソラ。いや、名役者ソラかな? ふふふっ!!
そんな君たちに最高のフィナーレをここに飾ってあげよう。
本当なら評議会と戦い合って適当に死んでもらうつもりだったんだけどねぇ。君の活躍と、ココまで来てくれたことを表して、妾自らお前達を殺してやろう」
]]>
真☆第3話
http://amanoiwato.exblog.jp/5736210/
2006-09-23T00:46:26+09:00
2006-09-23T00:40:22+09:00
2006-09-22T23:18:15+09:00
ama_no_iwato
『過去と未来を繋ぐ物語』
瞳の中にダイヤ型のキラキラが入れられていたり、頬っぺたがピンクにテカっていたりするのが凄く気になる・・・・・・・。キモイ。
1クールしかないから、かなり駆け足のアニメになっているから説明がはしょられてて時間の経ち方が全く感じられない・・・・・・。確か作中で3,4年は経っていた気がするのに。
声優がイメージじゃない・・・フィリエルの髪のカラーも・・・。
あと、たまぁにキモイ。効果とか構図とか組み合わせとか。
特に真昼の太陽キモイ。何? あの目。死んだ魚みたい・・・・・・。
今思えばメイン男キャラが全員へタレ・・・・・・。ストーリーもたまに肌寒く感じます。
総合的に点数をつけるなら10点満点中2点ですね・・・・・・。(;-_-) =3 フゥ
そういえば一部のPCのMP回復が完全ではなかったですねぇ。
第4話をするにあたって回復させるか否か・・・・・・。むーん。
第3話
MP回復の為何故かノイシュハッフェンシュタットで5日間迷子になるPCたち。
グルメツアーをしていたとの噂も。
その間にレイヂは「僕は英雄だ~」と触回る。まさに歩く宣伝塔。
5日後、何とか港に到着。
明らかに周囲の船とは違う船が一席と待っている。いうなればエウ○カ7の○光号。
レイヂがはしゃぎ始め昇降口付近で中に入れないか探り始める。それをリアラが慌てて「や、やめてください!! 恥ずかしいじゃないですか!」と止めに掛かる。
その様子をモニターでセガから知らされたリースリングは、画面の4人が目的の自分物とわかった。昇降口の扉を開けて、一行を迎えるのだった。
全員を収容した後、セガはポザネオ島目指して飛び立つ。
リースリングは4人に対して、何故ポザネオ島に向かうかの説明を始める。
・ 世界各国で奇声蟲が出ていると言う事。次元の裂け目のようなものから出てきているようだ。
・ 『女神の卵』というものが在ると言う事。
・ 『女神の託宣』の内容。
・ リアラとシンシアは『黄金の歌姫』である可能性があるが、どちらかは分からない。
・ 黄金の歌姫となれる歌姫が『女神の卵』から女神が復活できる。
・ 女神が復活すれば、アーカイアに再び女神の加護が戻り、奇声蟲が現れている時空の裂け目も塞がる筈である。
・ また、女神が復活すれば幻糸もまた復活する。
・ 奏甲の力が今よりも格段に増し、各地で突然現れはじめている奇声蟲への対抗策が立てやすくなる。
・ 更に言えば、黄金の歌姫が現れれば、現世から来た二人を現世に帰る事が出来る。黄金の歌姫にしか歌えない歌の一つに、現世とを繋ぐ歌があるという事が記録にある。
目的地に着くまではしばらく掛かるので、その間は船でくつろぐ。
■出来事
・ 相変わらず「ディアナ」と呼びかけてくるレイヂに対してリアラが、「負けてられません!!」と宣言。それでもやっぱり「ディアナ」。
・ リアラはそんなレイヂのためにストレスをためていたのか過労で倒れる。将が解放してくれて、何とか少し回復することが出来た。
・ シンシアはそんなリアラをいたわって女同士でティータイムを。二人でほのぼのとこれからどうなるのでしょうねーと言っているところで、リースリングが来る。「どちらかが『黄金の歌姫』に選ばれると言うのにお二人は仲が言いデスネw 流石は『黄金の歌姫』の候補の人ですわw」とGMの悪魔の囁きが。リースリングは適当に引っ掻き回して退場。気まずい二人が取り残される。なんて酷い女(勿論リースリングのこと)だw
・ シンシアはレイヂの訓練の様子を見に行く。ランスを振るっているレイヂ。すると、スパッと鉄の棒が切れてしまう。えーっとそれがシンシアに当たったんだっけ? まぁとにかくその後、シンシアはレイヂに訓練の手相手を申し出る。「動かない目標を相手にしていては訓円にならないでしょう?」とか何とか。
あと、どちらの英雄が自分の英雄なのか自信がもてないことも歌姫同士で告白。(だっけ?)
何か良く分からんが凄く妙な事になった。イヒヒ♪ シラネ。
トロンメル上空。(GMシーン)
一人の男が宙に浮いていた。男の皮膚は甲殻に変質しており、人間ではなさそうだ。
「久しぶりのアーカイアか。何十年・・・何百年掛かっただろうか・・・・・・? もはやここの空気を吸ったからと言って何の感慨も沸かないな」
男はふと気配を察知し、東の空を見る。
「珍客か。せっかくだ。少し挨拶でもしてみるか・・・・・」
夜半。不意に船体が揺れ、セガが敵の来襲を告げる。
セガは外からの声を拾って館内に放送する。すると男の声は館内のものに対して、外へ出てきてちょちょいと遊んでほしいとの事。(曲解)
急いで全員準備を整えて甲板に上がろうとする。
倉庫にたどり着いたレイヂとシンシア。シンシアは奏甲起動の歌を歌う。
丁度そこに将とリアラも到着する。そして、リアラもまた歌を歌った。
だが、奏甲は起動しない。それにショックを受ける4人。
リースリングは4人にペア交換を提示。(ヒデェ)
その言葉どうりに歌うと、奏甲が起動。4人は甲板に上がった。
甲板に上がってみると、そこには宙に浮いている男と3体の飛行型の奇声蟲がいた。
男は400年前にいた英雄の名前と同じ、「ザッセル」と名乗った。
彼は4人に奇声蟲をしかけるとそのままどこかへ消えた。
あっさりと奇声蟲は倒された。
いったい彼は何だったんでしょうね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・llllll(-_-;)llllll ずーん]]>
第3話
http://amanoiwato.exblog.jp/5731702/
2006-09-22T03:14:00+09:00
2006-09-22T04:01:59+09:00
2006-09-22T03:14:01+09:00
ama_no_iwato
『過去と未来を繋ぐ物語』
どうして(ラーゼフォン)5話以降は英語のしかないんでしょうね!!
何故だかいきなり英語のリスニングになってしまったw (´∀`)ヵヵヵ
さっぱり解らん!!! 簡単なのしかワカンネェ! 。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん
逃避に劇場版☆ でも物悲しさは残るナァ・・・。
この調子で頑張って第3話♪なんて書けるかぁーっ!!!!
ダミーでしたー。
]]>
諸データ
http://amanoiwato.exblog.jp/5731583/
2006-09-22T02:18:00+09:00
2006-09-22T02:19:52+09:00
2006-09-22T02:18:59+09:00
ama_no_iwato
『過去と未来を繋ぐ物語』
時代背景とか。
予告の内容を詰めた感じかなぁ。
全てPL&PCに公開情報。
諸データ
■歴史概要
① 伝承の時代
② 空白の時代
③ 「歌姫大戦」 (400年前)
④ 復興と反映の時代
⑤ 「英雄大戦」&「世界大戦」 (200年前)
⑥ 幻糸のない時代 (現在)
◎現在のアーカイア
200年前の「世界大戦」の後、アーカイアに生き残っていた英雄達とアーカイア人の混血が進み、現在では男女がともにバランスよく存在する世界である。
それ以前は女性のみが存在し、子供は『黄金の歌姫』による奇跡で与えられるものであった。その為、当時は『黄金の歌姫』は現人神として畏敬の念を集め、信仰の対象であった。
しかし、200年前、最後の『黄金の歌姫』は子を授ける為の『誕生の儀』も英雄を呼び出すための『英雄召喚』も歌うための幻糸≪アーク≫が世界に残っていないので、歌う事が出来ないことを世界に知らせ、それと共に『黄金の歌姫』を退位してしまった。
それ以来、『黄金の歌姫』は空位となっている。
現在、人々の信仰を集めているのは、その時に噂になった世界を織り上げたとされる『アーカイアの女神』である。幻糸を作り、アーカイアという世界を作ったといわれている。
◎評議会
評議会はアーカイアの政治を司る強大な機関である。
かつての評議会は歌姫により構成され、『黄金の歌姫』に忠誠を誓っていた。
200年前に一度解体され、今の評議会はアーカイア人の各国の者たちによって構成されている。トップに『黄金の歌姫』を掲げていた以前のような組織ではない。
トップは『最高議長』(現:シュナン・ブラン)、『女神の防人』(現:シラー・ミナカミ ※歌姫)、『時の記録者』(現:リース・リング)の3名からなる。『女神の防人』と『時の記録者』の具体的な仕事内容はあまり明らかではなく、『最高議長』による独裁を防ぐ為の布石と考えられている。一般的には、『女神の防人』は現在の女神信仰を司り、『時の記録者』はかつて暗蒼の歌姫が管理していた『英知の殿堂』を管理していると言われている。
『最高議長』が『最高評議会』と言う各部署のトップからなる12人が参加する議会を取り仕切り、末端までの統率がなされている。以前、赤銅の歌姫や暗蒼の歌姫が担当していた内容はこの12人が分担している。
『世界大戦』のような過ちを二度と起こさない事を誓い、何処の国にも属さず、中立を守り、国同士のいさかいの調停役も勤める。
夫々に王を戴くアーカイアの5カ国も、重要な事項に関しては評議会の支持と許可を仰いでいる。歌姫の監督や、奏甲の配備や製造も評議会の指示の下に行われている。
◎現在アーカイアで一般的に知られている蟲についての知識。
異世界から現れた身も毛もよだつ悪魔として認識されている怪物が『奇声蟲』である。
400年前に何処からともなく突如現れ、当時女性ばかりであったアーカイア人を襲い始めた。それから、『歌姫大戦』の時に蟲は『次元の間』においやられ、全滅したとされた。
しかし、その後再び現れ、『英雄大戦』を引き起こすこととなった。『英雄大戦』の後、蟲は沈静化したらしい。
そして、200年前の『世界大戦』の末期、最後の『黄金の歌姫』が再び蟲を『次元の間』においやり、二度とアーカイアに来れないようにしたと伝えられている。
その実、この200年間アーカイアで奇声蟲は発生していない。
見た目は昆虫を思わせるが、巨大であり、様々なタイプがあるが、大抵の蟲は奏甲レベルの兵器でなければ倒せない。
奇声蟲は女性を襲い、「管」と呼ばれる器官を使ってその体内に「卵」を産みつけ、子孫を残す。卵を産み付けられた女性は体の内から蟲の幼生に喰われ死にいたる。
奇声蟲は現世から来た英雄が変わり果てた姿だと伝えられている。これは、かつて『世界大戦』を引き起こすきっかけとなった歌姫、フォルミカによって世界に伝えられた事だ。英雄が長い間アーカイアに留まっていると、幻糸の何らかの影響を受け、体が徐々に蟲へと変化し、いずれ完全な蟲になってしまう。
『世界大戦』末期に蟲化の前兆と見られる症状の報告があったらしい。
しかし、幻糸が希薄となった200年前から、英雄達が蟲化する事は無くなっている。
◎英雄
かつて、『黄金の歌姫』の力によって現世から呼び出され、宿縁≪フェイト≫によって結ばれた歌姫と共に奏甲を操り奇声蟲と戦ったと伝えられている。
『黄金の歌姫』がいなくなってしまってからのこの200年は、現世から英雄が呼ばれた事はない。それはまた、英雄を呼ぶ必要が無かった、と言うこともあっただろう。
この200年間というものアーカイアは奇声蟲が現れる事も無く、アーカイア人と現世人の混血により、アーカイア人の中にも男性が現れるようになった為、男性である英雄が例え現れたとしても重宝されるなどとは考え難かい。
なお、現世に渡った者がいたかどうかは今のところ確認されていない。それ故、現世に渡る方法は無いと考えられている。
◎歌姫
幻糸を自在に織り上げ、奇跡を起こすことが出来る。その奇跡を歌術と呼び、歌術を使用する事を「織歌」と言う。
宿縁≪フェイト≫によって結ばれた英雄と共に奏甲を操り奇声蟲と戦ったと伝えられている。
この時代の歌姫はかなり希少である。なぜなら、希薄な幻糸を紡がねばならず、200年より前のように幻糸が世界を満たしておらず、非常に高い能力を保有していなければ歌を紡ぐ事が出来なくなっている。
歌姫の素質があるされた者は評議会が経営する歌姫学校に所属し、一人前に成るまで訓練を受ける。歌姫の認可を受けた者は、歌姫として階位を与えられ、その後は評議会の支持の下各国の保護を受けながら、歌姫としての仕事を行う。
なお、アーカイア人と現世人の混血が進んだ今、数少ないが男性の歌姫もいる。
◎宿縁≪フェイト≫
かつて、英雄と歌姫を絶対的な存在として結んでいたものとされる。赤い糸にもたとえられる運命の『絆』である。
しかし、幻糸がなくなった200年前以降、アーカイアではフェイトが結ばれた歌姫はいない。
◎幻糸≪アーク≫
目に見えないエネルギーのようなものであると考えられている。
かつては、アーカイア中を幻糸が満たし、歌術や英雄の並々ならぬ力の源泉であり、奏甲を動かす為のエネルギーでもあった。
しかし、幻糸のために英雄は蟲となってしまうという悪い側面もあった。
今のアーカイアには殆ど幻糸は残っていない。だが、簡単な歌術が使える程度には存在している。
◎絶対奏甲
かつて、奇声蟲と戦う為に『歌姫大戦』に投入され一般的に知られるものとなった。
幻糸が満ちていた頃は、宿縁≪フェイト≫で結ばれた歌姫の歌術と英雄の操縦により動かし、奇声蟲と戦ったとされる。
現在も、歌姫による歌術によって起動は可能である。しかし、動力源となる幻糸がない為、その代用品である幻糸結晶が無ければ全く起動ができない。また、宿縁で結ばれた英雄がいないため、戦闘起動を行うことは出来ない。
上記のように歌姫と操縦する人間がおり、幻糸結晶があれば通常起動は可能である。しかし、この結晶は非常に貴重なものであるため一般市民には手が出せない。
通常起動では歩行や緩やかな動作は可能であるので、運搬作業などに今でも利用される。だが、それでも人間相手に奏甲を用いれば脅威である。その為、殺人兵器として利用されてしまう事もある。
◎アーカイアに在る国
下記の五カ国は評議会に従う。『世界大戦』以降、国同士で争われた事は無い。
ハルフェア:温泉が多数あり、癒しを求めて多くのものが訪れる観光の国として栄えている。
シュピルドーゼ:軍事大国であり、様々な鉱石の主な産出地として知られている。
トロンメル:評議会の置かれるポザネオ島に隣接し、かつての評議会には絶対の忠誠を誓っていた。
ファゴッツ:有力商人の多数が本拠地を構えている商人の国。
ヴァッサマイン:『世界大戦』のきっかけを作ったフォルミカの出身国であり、歌術の国としてかつては繁栄していたが、今は歌術の衰えと共に、国力は減衰している。
ポザネオ島:今も昔も評議会がある島。かつて『黄金の歌姫』がいた居城などが今も残り、各施設は現在の評議会の施設として利用されている。一般には知らされていない施設などもあると噂され、今も一般人のポザネオ島への出入りは難しい。
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第一話&第2話総括
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2006-09-22T02:13:10+09:00
2006-09-22T02:13:10+09:00
2006-09-22T02:13:10+09:00
ama_no_iwato
『過去と未来を繋ぐ物語』
あらすじには載せてないっす。
ラーゼフォンは面白いよね。(横で見ながら書いてます) うふ♪(* ̄ω ̄)v
総括(要はGMシーンです)
≪第一話 GMシーン≫
古の遺跡で一人佇む巫女シラーが、一つの託宣を受けた。
『陽昇る所 ヴァンの原 彼の地に『英雄』 降臨す。其の者と 巡り会いしは 改たな神子に 選ばれし 黄金に輝く 娘なり。改たな神子を 覚ますのは 白を赤くす 娘の血。』この託宣を基に、評議会は新たな黄金の歌姫を探し始めた。
≪第2話 裏側≫
そんな折に、ハルフェアより英雄後輪の報。
すぐさまリースリングはハルフェアにセガ(飛空挺ヴァージョン?)で向かう。
だが、到着してみると英雄は歌姫と消えている。しかも、現れた英雄は一人ではなく二人。
『黄金の歌姫』は一人である筈であるのに、なぜか二人も候補者がいる事になってしまった。
ハルフェアの尽力と評議会、そしてシュピルドーゼの連絡などがあってなんとか4人の行方がわかる。やれやれといった感じでリースリングはセガでノイシュハッフェンシュタットへと向かう。
≪世界の状態≫ ※第2話でGMシーンとして入れようと思っていた。
シュナン・ブランが評議会で各国の情勢を取りまとめる。
議長らしき男「先ずは、各国の状況を知らせてもらえるか。では、まずハルフェア」
現在、ハルフェアは奇声蟲発生の報告が依然されている。今は軍を派遣して、奏甲の射撃系武器や対奏甲用兵器にて応戦しているとのこと。戦況は芳しくない。至急、軍や物資、特に幻糸結晶の援助を欲している。
トロンメル、シュピルドーゼの二国も大体ハルフェアと同じ。ただし、両国ともハルフェアよりも軍備は整っているので、ハルフェアほど苦戦はしていない。シュピルドーゼは自国内で幻糸結晶を取れることもあり、何とか互角程度に戦えている。
ヴァッサマインとファゴッツでは今のところ蟲発生の報告はなかった。
ファゴッツは奇声蟲が現れた3国に援助を申し入れ、現在はその返答待ちのようです。
ヴァッサマインは自国の事で手一杯の様子。不作に続いての早い冬の到来で餓死者が出て、その救済処置に追われている模様です。山間部との交信が雪のために断絶し、なかなか上手く言っていない様子。なお、交信できていない山間部に蟲が発生していた場合、連絡は届かないだろうとの事。
「各国とも今のところ情報隠ぺい工作はできているようです。市民に混乱は無い模様です。ですが、襲われた村から逃げ延びた者もいますから、噂が広がってしまうまでには時間は掛からないでしょう」
「そうか。報告ありがとう。現状を続けられるだけ続けろ。民に不安をもたらしたくない。混乱は避けたいのだ。今、奇声蟲が現れたとしても、かつてのように大勢の英雄はいないのだ。奏甲が戦地を駆け巡り奇声蟲を倒してくれるなどと言うようなことはできないのだからな。」
そういってふっとやるせなく笑う。
「シュナン・ブラン議長、女神の託宣の話は本当なのでしょうか? 英雄は再びアーカイアへと召喚されたのですか?」
「まだ確認は取れていない。故に、『黄金の歌姫』復活もまだ先の話なのかもしれない。『黄金の歌姫』が復活すれば・・・・・・再び幻糸がアーカイアに戻ってくる可能性があると、『時の記録者』は言っているが、どうなるか本当のところは分からん。当てにするべきでは無いだろう。
我々がやるべき事は、今出来る事をやることだ。無い物はあてにしてはいかん。できることを最善の方法で行おう」
議長がそういうと、他の者達がその声に力を得て、頷きあった。
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第2話
http://amanoiwato.exblog.jp/5731322/
2006-09-22T01:20:00+09:00
2006-09-22T02:00:03+09:00
2006-09-22T01:20:06+09:00
ama_no_iwato
『過去と未来を繋ぐ物語』
なんか、話が全然展開されていない。重要ポイント「蟲が出ている事」は第1話でシンシアがうっかり知ってたしね。(予定ではこの情報を第2話で出そうとしてた。)
うん。
だから、最終話でやらなきゃいけないっぽいことが多いんだろうな。
こういうのを後の祭り・・・・・・。 (*´ー`)
第2話
シンシアはセーフハウスに行きシュピルドーゼとの連絡がついているかどうかを聞く。
本国との通信は成功しており、レイヂたちをつれてシュピルドーゼに早く来て欲しいとのこと。
明日の朝にルリルラの港に船を手配したのでそれに乗ってノイシュハッフェンシュタットに向かい、奇声蟲討伐を手伝ってもらうということらしかった。
レイヂはシンシアが外に行くということで何となく後をつける。
すると、以前来たセーフハウスに辿りつく。そして、家の前の垣根から何となく立ち聞き。
リアラはグルメ探しに街中を散策。
そうしていると垣根にレイヂが。明らかに怪しい。声をかけると目の前の家にシンシアがいるとか。
じゃあ挨拶でもって事で中に。
レイヂはダイレクトにシンシアに「シュピルドーゼにいくって何の話?」と聞く。
事情を話すシンシア。
レイヂは勿論賛同。リアラも同意。
城に戻って将にも(事後)承諾。
翌朝、朝もやの中一行は船で旅立った。
ルリルラ王城では4人が消えたことで大騒ぎ。
丁度そのとき評議会からの使者も到着。歌姫二人の身元を洗いなおす事と隣国シュピルドーゼを中心に、4人の行方を追った。
船旅で数日が経つ。
船の上でリアラは今朝城の部屋に届けられていた母からの手紙を読む。そこには故郷トロンメルの現状が。トロンメルにも蟲が現れているらしいことがわかる。
船の中の姫イベントは忘れたー。
本物の絆のパートナー&偽り?の絆のパートナー同士4組でやった筈・・・・・・・。
ノイシュハッフェンシュタットに着いて現地の軍の人間と接触。奏甲を受け取るも、動かす原動力となる幻糸結晶が現在不足している為、十分な補給ができないとの事。原因は供給源である村から物資が届かない事。
故郷が心配なリアラはトロンメルの様子を調べてもらうように軍に頼む。
原因究明のために村へ。
村に行くと幻糸結晶の洞窟にモンスターが出て近寄れないらしい。
なのでモンスター退治に。退治して洞窟の中も確認したが、中は特に問題なさそうだった。
希薄な幻糸しか残っていない世界であるが、結晶の在る洞窟は幻糸の濃度が高かった。
再びノイシュハッフェンシュタットに戻ってみると、軍の人から港へ向かうように言われる。
どうやら評議会に連絡が行き、ここまで迎えに来たらしい。
それから、軍によるとトロンメルのシュピルドーゼとの国境付近に蟲が出ていたらしい。
それからハルフェアにも蟲が出ていた事が解る。
どうやらアーカイア全体で蟲が出ているようだった。]]>
第一話
http://amanoiwato.exblog.jp/5730625/
2006-09-21T23:54:00+09:00
2006-09-22T01:34:36+09:00
2006-09-21T23:54:08+09:00
ama_no_iwato
『過去と未来を繋ぐ物語』
最終話をどうするかが思いつかなーーい。 (゚□゚;)アワワ(;゚□゚)アワワ
というか日にちが経ってて何がしたかったのか忘れたw
なのでここいらで情報を整頓。
さっそく記憶が怪しくなっている事が判明しました。(*´∀`*)えへへ
第一話
いつも通りの朝。
鞄にはいつものフィギュアたち。そして日記帳。
宮崎レイヂ(17歳 ♂)は高校に登校して、教室扉を開けると光に包まれた。
新しい薪を火にくべる。
シンシア(17歳 ♀)はハルフェアの首都ルリルラの南に広がる葡萄平原にキャンプを張っていた。
だが、不意にテントの裏に気配を感じ振り向くとそこにはレイヂが落ちてる。
シンシアはレイヂに何か繋がりっぽいものを感じる。これが伝説の『絆』というものだとシンシアは思う。
レイヂはこれが自分がいるべき世界!!と大喜び。「君はシンシアだね?」と電波発言。ふと鞄の中を見ると『シンシアフィギュア』がなくなっている。
蟲がシュピルドーゼ本国に出現している事を知っていたシンシアはレイヂを本国に連れて行こうと考える。
とりあえず本国(シュピルドーゼ)に連絡を入れるべくセーフハウスに二人で向かう。
いつも通りの昼下り。
昼食を食べ終え、片づけをする。
細川将(21歳 ♂)は大学に行くために、家の扉を開けると強烈な光を浴び、奇妙な浮遊感に包まれた。
パチンとはさみを鳴らして葡萄狩り。
リアラ・シウリー(18歳 ♀)は次女と二人で葡萄平原を散策していた。
するとブドウ畑の中で葡萄ではない何かがドスンと落ちる音。向かうとそこには将が。
リアラは将から何か繋がりっぽいものを感じる。これが伝説の『絆』・・・以下略。
リアラはとりあえず評議会に連絡を入れるためにルリルラ王城に向かった。
セーフハウスに着いたレイヂとシンシア。
シュピルドーゼ軍に連絡を入れようとしたが、通信機(電波じゃなくて幻糸で通信が出来るらしい)が幻糸の状態が悪いらしくて(今のアーカイアは殆ど幻糸はないから)繋がらなかった。
なので、連絡が取れるまでは待機することに。
シンシアはハルフェアの歌姫として表向き登録されているので、次に二人は王城に報告をしにいく。
王城に着いた将とリアラ。
大ホールで女王に迎えられ、将はアーカイアについて色々聞く。(だっけ?)
そこにレイヂとシンシア。
4人が会った(互いを認識した)とき、シンシアは将に、レアラはレイヂに運命っぽいものを感じる。『絆』っぽい気もする。
レイヂはレアラを「君はディアナ!!」と呼びだす。先入観ってコワイ。そして、レイヂは僕には二人の歌姫がいるのか!とか言い出す。(だったかと・・・)
とりあえず4人は評議会からの連絡がくるまではこの城に滞在するように言われる。
レイヂは女王に武器を所望。レイヂと将は武器庫から適当にチョイスすることに。
武器庫でレイヂは色々試して、槍に決める。将はライフルとか。レイヂは将と力比べしよう!とか言い出してたり。
数日後(姫イベ)が経ち中も深まる?4人。
・レイヂとリアラは何やったか忘れた。
・シンシアが将に銃の整備を頼むと将は失敗。シンシアが手ほどきをする。
レイヂはますますお馬鹿に、将はヘタレになっていった。
夜、城に侵入者。
レイヂがぶらぶら城を歩いていると見付かってしまう。シンシアは城にいるからということで城の機密を盗もうと奥を探索していたところその場面に居合わし戦闘。
女王の話にあった「最近ハルフェアを荒らしている盗賊団」らしい。
将とリアラは二人の不在に気付いて外へ出ると銃声。警備兵が飛んできて侵入者がいることを告げられる。そして、二人はレイヂたちのモトへと急ぐ。
侵入者の首領と見られる男は例の「盗賊団」のボスだった。
銃を使う将とシンシアの二人がジャムって(将のメンテが原因?)拳で戦い始めたり、弱いくせに先頭に立ちたがるレイヂは大怪我。
彼らと戦闘。2人戦闘不能にしたところで最後の一人は投降。
傷を負ったキャラはその後、医務室で治療を受け、女王から謝罪と感謝の言葉を貰って一話終了。]]>
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